「再度我慢のお盆休み」、日医会長が再要請

日本医師会会長の中川俊男氏は8月5日の定例記者会見で、来週に控えたお盆休みに向け、「引き続き我慢のお盆休みと申し上げたい。特にお見舞いは控えてほしい」と国民に呼びかけた。また、「現行法を総動員してできることは全て行った上で、必要であれば新型インフルエンザ等対策特別措置法（特措法）改正による法整備を勇気を持って行うことも必要だ」と訴えた。 定例記者会見で話す日本医師会会長の中川俊男氏 中川会長 は7月23日から26日までの4連休の際に、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の急増につながらないよう「我慢の4連休」として、県境を越えた移動や不要不急の外出を避けるよう、国民に呼びかけていた（『「我慢の4連休」、中川日医会長が「感染激増」懸念し要請』を参照）。 現在のCOVID-19の感染拡大状況について中川会長は、「（4連休で）激増はしなかったが増加の一途だ」と評価し、「お盆休みを迎えるが、国民の皆さまには3つの密をそれぞれ避けること、帰省先の医療提供体制を確認した上での行動をお願いする」と要請。「ぜひ冷静に、再度我慢のお盆休みとしてほしい」と強調した。また「お見舞い、特に高齢者施設へ...