医師仲間で評判の “コロナ太り”対策を教えます
オピニオン
2020年8月16日 (日)
神田橋宏治(医師、DB-SeeD社長)
さていよいよ30回目です。どうもこのところ新型コロナの話に偏りがちです。 ご多分に漏れず、僕もいわゆる「コロナ太り」で去年より5キログラム以上体重が増加しました。定期健康診断の前に減量するべく対策を考えました。 ランニングやジョギングは確実に痩せるということは経験しています。ただ僕の場合、筋肉も一緒に落ちて貧相になりがちなのと、リバウンドしやすいのが難点で躊躇しました。また医師仲間でも筋肉トレーニングが流行しています。これも考えたのですが、つらいのは嫌いなのとトレーニングジムが閉まっているのでどうしようかなと思っていました。そんな矢先、次のタイトルの論文に出合いました。 ・ Increased weight loading reduces body weight and body fat in obese subjects – A proof of concept randomized clinical trial. 簡単に説明すると体重の10%の重りを日中背負って暮らす群と、1%の重りの群に分けたRCTです。3週間後に前者は脂肪量が4%減っていたのに比べ、後者は全く変化なし。しかも前...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。