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外科医志望の女子学生は「分かっていない」?- とーこ@腹外科田舎医◆Vol.1

スペシャル企画 2020年8月16日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

メディアでも活躍する14年目の外科医、中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第24弾は地方国立大の外科医局に所属し臨床に従事している女性外科医・とーこ@腹外科田舎医氏です。とーこ氏はTwitterで情報発信をし、m3.comメンバーズメディアでも「女性医師にかかっている呪いをときたい」を連載されています(2020年7月21日に対談。全4回の連載)。 中山:今日は地方国立大の医局に所属して消化器外科医をしているとーこ先生(Twitter:とーこ🍙腹外科田舎医)に登場いただきました。とーこ先生はお名前、顔出しNGということですが、最初に自己紹介をお願いできますでしょうか。 とーこ:地方国立大を2012年に卒業して、同じ県内の市中病院で初期研修をしました。卒業時点で外科しか考えていなかったです。そこは、県内のラパ胆(腹腔鏡下胆嚢摘出術)を立ち上げた先生が外科部長をしていて、研修医にもラパ胆を1件は絶対やらせてくれるというので決めました。 初期研修中はいろんな人に「女の子は大変だから」「あなたみたい...