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これからの女性外科医「スーパーウーマンでなくてもできる」- とーこ@腹外科田舎医◆Vol.3

スペシャル企画 2020年8月30日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

中山:とーこ先生はTwitterで子育ての状況を発信していますが、旦那さんとうまく勤務を組み合わせて、本当に共同で育児をしていらっしゃいますよね。どっちが主でどっちかが従ではなくて。 とーこ:ではないです。 中山:旦那さんの育児スキル、家事スキルはとーこ先生と同等もしくはそれ以上とのことで、共働きである以上、家事分担は同等が理想的だと思いますが、全然僕もできていないので、すごいなと思うんですよ。 とーこ:みんな言います。 中山:もうすぐ子どもが生まれるのですが(対談の数日後に生まれました)、生まれたら僕も気合入れて、お手伝いではないレベルで家事・育児を頑張りたいとは思っています。が、仕事も考えるとなかなか難しいですよね。 とーこ:家事に関してお互いのこだわりがあると、やりづらいですよね。医療と同じで、その人しか知らないやり方はやっぱり駄目で、できるだけ単純化して、理想を求めずに、2人で回せるレベルをちょっとずつ模索していくべきだと思います。特にスキル高いほうがこだわりを減らす。「なんでできないの」とか言わずに、スキルを共有してあげるのは、レジデントと指導医の関係ですよ。 中山:なるほど...