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「Surgical Week」構想を提唱、森・外科学会理事長

レポート 2020年8月13日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本外科学会理事長の森正樹氏は8月13日、第120回定期学術集会で「日本外科学会の課題と展望」というテーマで理事長講演を行い、同学会と6つのサブスペシャルティ学会の学術集会を「Surgical Week」と称して同時期に開催するなど、統合かつ集約化するため、今後関係学会と協議をしていく方針を表明した。よりスムーズな運営を進めるため、外科系共通の会員カードを作るなどインフラ整備も視野に入れている。 第120回定期学術集は、計17会場で、完全Web開催。第1会場だけは、東京都内のホールにリアルな会場を設営。会頭の慶應義塾大学外科教授の北川雄光氏ら、主催校のスタッフらが来場し、一部の司会や講演を実施。 第120回定期学術集会は、8月15日までの3日間の日程で、日本外科学会初の完全Web開催を採用していることから、「今回、大きな問題がなければ、Webでの開催が本格化する可能性がある」との見通しも示した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大で、当初の4月の開催予定から8月に延期、かつ完全Web開催への切り替えを余儀なくされたが、結果的に「新しい学会」を模索する契機となったと言え...