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院長の記者会見で広がった共感、“COVID-19の病院”払拭へ‐永寿総合病院を応援する会、阪口真之共同代表らに聞く◆Vol.2

インタビュー 2020年8月26日 (水)  にしみねひろこ(m3.com契約ライター)

地域から厚い信頼を得ていた永寿総合病院(以下、永寿)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の院内感染により世間から厳しい批判にさらされた。そんな中で実施されたクラウドファンディングは予想を超えた広がりを見せた。いったい何があったのか。また病院はこれからどのような再生を目指しているのか。永寿総合病院を応援する会の阪口真之共同代表と病院を運営する公益財団法人ライフ・エクステンション研究所の財団事務局企画課課長・多田政宏氏に聞いた(2020年8月7日インタビュー。全2回連載)。 Vol.1はこちら⇒「永寿がつぶれてしまう」OB医師、クラファンで5000万円集め支援 ――目標額を超える約5000万円が集まりましたが、多くの支援を受けるために何か工夫はされましたか。 阪口 特別なことはしていませんが、SNSはできる限り活用しました。Facebookで支援を呼びかけた投稿は、永寿のスタッフやOB医師らがシェアしてくれました。Twitterでも永寿総合病院のアカウントで発信しましたが、こちらがかなり拡散されたようです。 多田 クラウドファンディングサービスのREADYFORの分析結果からは...