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医師の11.3%「第1波より差別・風評被害増えた」

レポート 2020年8月22日 (土)  星野桃代(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大し、感染者や医療従事者が差別や風評被害にさらされやすい状況が続いていることを受け、政府は8月中に感染症対策分科会に作業部会を設け、差別や偏見の実態を明らかにするとともに有効な対応策を探るとしている。 第1波時点と現在において、差別や風評被害に何らかの変化が見られたのか、あるいは感謝や労いが増えたのか、医療従事者に印象を伺った。 Q. 第2波の現在、ご自身に向けられる目は第1波時と比べてどう変化しましたか。 医師の11.3%は「風評被害や差別が増えた」と答えた一方で、「温かい目を向けられることが増えた」との回答も6.0%あった。開業医、勤務医、看護師ともに「温かい目を向けられることが増えた」よりも、「風評被害や差別が増えた」と答える人の方が多く、医療従事者への視線は依然として厳しいことが浮き彫りになった。 Q. これまで経験したCOVID-19にまつわる差別や風評被害、逆にうれしかった言葉などについて、第1波と第2波の比較を踏まえながら、お教えください。(自由記述、任意) ◆差別や風評被害を受けた ・「私を触らないで」といきなり言われまし...