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「総理の辞任、医療界としても非常に残念」、中川日医会長

レポート 2020年8月28日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の中川俊男氏は8月28日、安倍晋三首相が辞任を表明したことを受け、「我々医療界としても非常に残念」というコメントを公表した。 「難病とも闘いながら、大変ご尽力いただいた」とねぎらいの言葉を述べ、地域医療介護総合確保基金や「日本医療研究開発大賞」の創設などを例に挙げたほか、新型コロナウイルス感染症対策にも「未曽有の事態に鋭意奮闘いただきました」との見解を示した。 安倍総理の辞任表明を受けて(全文) 中川俊男・日本医師会会長 本日、安倍晋三総理大臣が辞任の意向を記者会見で述べられましたが、我々医療界としても非常に残念です。 安倍総理大臣は、戦後最年少の 52 歳で就任され、連続在職日数が憲政史上最長になるなど、安定した政権運営のもと、わが国が抱える諸課題の解決に向けて、難病とも闘いながら、大変ご尽力いただきました。 地域医療介護総合確保基金や、内閣総理大臣等が医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をされた方を称える「日本医療研究開発大賞」の創設にご尽力いただき、さらには「日本医師会 赤ひげ大賞」の表彰式にご臨席いただき、かかりつけ医の普及に努められるなど、国民皆保険に大変ご理解...