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「新型コロナ対応にまい進」、加藤厚労相

レポート 2020年8月28日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

加藤勝信厚労相は8月28日の記者会見で、安倍晋三首相が辞任表明したことを受け、「残念という思いをしている」と述べた上で、「体調が悪い中、新型コロナウイルス感染症対応に相当力を込められてきた」とし、同日取りまとめた「今後の取組」の実行にまい進していくことを表明した(「今後の取組」は、『「重症者への医療資源を重点化」、政府新型コロナ対策本部』を参照)。 加藤厚労相は、「総理は、新型コロナウイルス感染症対応をしっかりやっていくために、今後の取り組みをしっかり決めてやるんだ、ということで、このタイミングになった。その総理の思いもしっかりと受け止めて、それを主管する担当大臣としてはまさにそのことにまい進していきたい」と述べ、首相辞任が進捗の遅れにつながらないよう取り組んでいく方針を説明。総裁選の出馬意向を問われても、「決められたことを実施すべく私が与えられた任期の間はしっかりそれに専念していきたい」と明言を避けた。 安倍政権の時代の医療制度改革について「未完なものが多い」との質問には、次のように回答した。「働き方改革は、長時間労働の規制に加えて、同一労働同一賃金について大企業が進め、来年からは中...