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ワクチンの接種の優先度案、「妥当」が64.1%

レポート 2020年9月6日 (日)  佐藤真希(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンついて、診療に当たる医療従事者や重症化リスクの高い高齢者、基礎疾患のある方を優先して接種するなどの政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で示された方針について、m3.com意識調査で尋ねたところ、「妥当」と答えた医師が全体の64.1%を占め、「妥当ではない」を大きく上回る結果となった。自由意見では、「第一に副作用が重篤でないこと、抗体依存性免疫増強などが絶対に起きないこと」など、有効性、安全性を重視すべきとの指摘が多かった。 Q今回方針が示された新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する優先度について、妥当だと思いますか。 医師全体で見ると「妥当」の回答が64.1%を占め、「妥当ではない」を50ポイント近く上回る結果となった。また医師属性別に見ると、勤務医の61.7%に対し開業医では72.3%が「妥当」と回答し、およそ10ポイントの差が開いた。 Q一部報道によると、ワクチン接種後に副作用で健康被害が起きた場合、製薬企業が支払う損害賠償金を国が負担する仕組みを設ける方針を政府が固めたとされています。 この方針についてどう思います...