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非感染症専門医の3割強がCOVID-19対応兼務 ◆Vol.2

医師調査 2020年9月13日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

Q: COVID-19流行開始後、これまでに通常と違う業務を担いましたか。 (対象は感染症専門医でない医師965人) 31.1%が「兼務でCOVID-19対応に従事」と回答、専門医でないが100%COVID-19対応に従事した医師も1.2%とわずかながらいた。直接の対応ではないが、通常とは違う業務を担当した医師も9.7%。「その他」では発熱外来の担当や入院患者のスクリーニング検査、それに伴う検体採取、臨時の対策委員会への出席などの回答があった(主な回答一覧は下記に掲載)。 Q: 国内で感染が拡大していた3月下旬以降、5月のゴールデンウィーク頃までで、それ以前と比べて、勤務時間に変化はありましたか。 全体では13.9%が増加と答えたのに対し、感染症専門医は40人中、半数近い19人(47.5%)が増加と答えた。データ数が少ないものの、やはり感染症専門医が大きな役割を果たしていることは垣間見える。 第1問「その他」の主な回答 発熱外来【公立病院内科、31歳】他、同じ回答多数 手術目的での入院患者のPCR検査で検体採取【大学病院耳鼻咽喉科、30歳】 通常救急患者対応の増加【公的病院外科、33歳...