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新政権へ望むのは「COVID-19収束」62.9%で最多◆Vol.4

医師調査 2020年9月21日 (月)  小川洋輔(m3.com編集部)

官房長官として安倍政権を支えた菅義偉氏が自民党総裁選で勝利し、9月16日には安倍氏の後任の首相に就いた。 総裁選の構図が固まった時期(9月4~8日)に「次期政権に取り組んでほしい医療政策」を複数回答可能で尋ねたところ、やはり「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束」が62.9%に達し、最も多かった。2番目以下に「医療機関の経営支援(診療報酬の引き上げ)」「医療機関の支援(補助金等)」が続き、COVID-19による現場の混乱や厳しい経営の改善を求める声が強かった。 安倍政権が医学部新設や特例的・時限的な電話・オンライン初診の解禁に踏み切ったこともあり、後継の政権に対して「医師不足対策」「オンライン診療などの規制緩和」を望む声はあまり多くなかった。ただ、菅氏は総裁選で、電話・オンライン初診の恒久化など「withコロナ時代」を見据えた規制緩和を巡る持論を展開しており、菅政権の動向次第で大きなテーマとなりそうだ。 Q 次期政権に取り組んでほしい医療政策を選んでください。(複数可) 開業医に限ると、「医療機関の経営支援(診療報酬の引き上げ)」が69.9%と、「COVID-19の収束」...