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加藤厚労相「新内閣、新型コロナ対応が1丁目1番地」

レポート 2020年9月15日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

加藤勝信厚生労働大臣は9月15日、現内閣では最後の定例閣議後に記者会見し、9月16日発足予定の新内閣の課題について「菅義偉新総裁が話したように、まずは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応をしっかり実施して国民の不安を解消し、経済を回復基調に乗せていくことが1丁目1番地だ」と強調した。行政官庁におけるデジタル化の推進も「スピード感、熱意を持ってやっていく必要がある」と述べた。官房長官として自身が取りざたされていることについては、「仮定の質問にはお答えできない。菅新総裁を選出したわけだから、自民党の国会議員として支える」とかわした。 閣議ではCOVID-19への対応として2020年度第2次補正予算の予備費から約1兆6836億円の支出が決定されたが、そのうちワクチン共同購入の配分計画「Covaxファシリティ」への拠出金として172億円が盛り込まれ、それを受けて契約書に署名したことを明らかにした。 予備費ではCOVID-19患者受け入れ医療機関の病床確保への補助金や診療報酬の引き上げ、COVID-19に加えインフルエンザの流行期に入ることも踏まえて発熱患者や疑い患者を受け入れる...