西村担当相、新政権で「規制改革・デジタル化、強力に推進を」

西村康稔経済再生担当相は9月15日の閣議後記者会見で、前日に自民党総裁に選出された菅義偉官房長官について「官房副長官として2年間お仕えし、人柄や改革への姿勢、政治姿勢を尊敬している。さまざまな指導もいただいてきた。国会議員票も地方票も圧倒的に多数の支持を得られたと思うので、この安定的基盤・支持を基に、規制改革・デジタル化を強力に進めていただきたい」と述べ、改革推進に期待を寄せた。 記者会見する西村経済再生担当相 西村氏は2017年8月から2019年9月までの間、菅氏の下で官房副長官を務めており、総裁選では菅氏を支援していた。 西村氏は記者会見で「（菅氏は）安倍政権のアベノミクスを継承し、さらに発展させていくと、特に成長戦略の肝は規制改革なので、これを第一に掲げて取り組むということだ」とした上で、コロナ禍で日本のデジタル化の遅れがあらわになったと強調。「規制改革、デジタル化を推進するという（菅氏の）強い意欲を支持している」として、新政権発足に向けて「私の立場で全力で応援していきたい」と意気込みを語った。 全国の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染状況については、「減少傾向で...