西村担当相再任、新型コロナ対応「この1カ月が勝負」

9月16日に発足した菅内閣で内閣府特命担当大臣に再任された西村康稔氏が9月17日、記者会見に臨み、「秋冬はもう近くまで来ている。インフルエンザとの同時流行に備えなくてはいけない。この1カ月が勝負だと思っている。9月から10月にかけて対策をしっかり練り上げて進化させていきたい」と新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対応に全力を挙げる考えを示した。菅義偉首相からは「雇用を守り、事業継続のために、躊躇なく対策を講じ、経済の回復につなげていくように」との指示を受けたと述べ、感染拡大防止と経済社会活動の両立に向けて改めて意気込みを見せた。西村氏は引き続き、経済再生、経済財政、全世代型社会保障、COVID-19対応を担当する。 記者会見する西村経済再生担当相 西村経済再生担当相は「4～5月の緊急事態宣言と、7～8月の感染再拡大、この2回を経験し、1回目は緊急事態宣言によって収束させることができたが、2回目は緊急事態宣言によらずに減少傾向に転じさせることができている」として、「3密回避、マスク、消毒、大声禁止、換気を引き続き徹底していただくと同時に、もう少し細かく、こういう状況になるとリスク...