1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 外科医をしているから子育てができないのではない-とーこ@腹外科田舎医◆Vol.5

外科医をしているから子育てができないのではない-とーこ@腹外科田舎医◆Vol.5

スペシャル企画 2020年9月20日 (日)  とーこ@腹外科田舎医

中山祐次郎氏(福島県郡山市の総合南東北病院外科)が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」では、対談回の最後に中山氏が感想を記しておりますが、今回はとーこ氏からも感想が寄せられました。 中山氏の感想はこちら⇒『外科医をしながら「お手伝いではないレベルで」家事育児をしたい』 とーこ@腹外科田舎医 地方国立大学卒業、同消化器外科学教室所属。すったもんだの末、配偶者を得る。大学院期間に妊娠出産。家にいるのに耐えられず、産後5カ月で復帰、ほどなく当直も開始。医師の当たり前を書き記すブログとツイッター@inakatoko運営中。最近は育児と仕事の狭間の呟きが多い。 外科医をしているから子育てができないのではありません。 逆です。自身が子育てをせずとも、代わりに育ててくれる誰かがいるから、仕事が外でできるのです。休日でも、夜中でも、「外科医だから」いかねばならないのではありません。夜中の消化管穿孔の手術に参加するためには、自分の代わりに保育者を見つけねばなりません。それをせずに仕事にいったら、ネグレクトという虐待です。支援の手からこぼれているシングルマザー...