1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「医療機関も国民のため頑張らねば」日病協・相澤議長

「医療機関も国民のため頑張らねば」日病協・相澤議長

レポート 2020年9月18日 (金)  水谷悠(m3.com編集部)

日本病院団体協議会は9月18日に代表者会議を開催し、厚生労働省から2020年度2次補正予算の予備費を使った支援などについての説明を受けた。記者会見した議長の相澤孝夫氏(日本病院会会長)は、「大筋において、かなり厚労省が頑張って財務省からお金を引き出し、厳しい財政状況の中、ご配慮いただいているということだ。支援してくださり、我々も頑張れということで、国民のために頑張らないといけないと強く思った」と述べた。 会議では日病、全日本病院協会、日本医療法人協会が合同で行っている経営調査の7月分の結果(日病のホームページ)について報告した。医業利益が前年同月比マイナス5.8%で、4月がマイナス13.9%、5月がマイナス17.4%、6月がマイナス7.5%だったのに比べて「回復はしてきているが、大幅な赤字が続いていて、昨年と比べても経営状況が悪い」と指摘。私見として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対応する医療機関でのそれ以外の部分や、患者対応をしていない医療機関の診療といった「通常医療」への手当ても必要で、2次補正予算や福祉医療機構の無利子・無担保融資などがなされているが、「スポッ...