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「発熱者はかかりつけ医に電話」医師の54.2%賛成

レポート 2020年9月23日 (水)  星野桃代(m3.com編集部)

厚生労働省はこれまで、発熱者に対し「帰国者・接触者相談センター」への相談を促していたが、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が想定される秋以降は、地域の医療機関に電話相談するよう呼びかける方針を示した(『秋以降、発熱者は「まず地域の医療機関に電話」』参照)。この方針について医師に賛否を尋ねたところ、賛成が54.2%、反対が25.8%となり、賛成が反対の2倍を上回った。一方で、一部からは反対の声も上がった。 Q.発熱者はまずかかりつけ医に電話相談するという指針について、どう考えますか。 勤務医が反対23.2%なのに対し、開業医は反対35.5%に上り、開業医で反対の声が根強いことが分かった。 Q. 電話相談を受けた場合の費用は、どうすべきだとお考えですか。 医師の79.0%が診療報酬や何らかの補助・助成を望むと答えた。「無料で構わない」と回答した開業医は21.3%で、勤務医より4.7ポイント高かった。 Q. 発熱者はかかりつけ医に相談する方針について、ご自由にご意見をお寄せください。 ◆かかりつけ医への電話相談に賛成 ・いきなり受診されるのが一番困るので、前もっての相談...