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オンライン診療・服薬指導「恒久化」打ち出す、規制改革推進会議

レポート 2020年10月7日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

政府の規制改革推進会議(議長:小林喜光・三菱ケミカルホールディングス取締役会長)は10月7日、新たに小林氏と各ワーキンググループの座長らから成る「議長・座長会合」を設置して第1回会合を開き、「当面の審議事項」としてオンライン診療・服薬指導の恒久化や行政手続きの書面・押印・対面規制の見直しなどを議論していく方針を打ち出した。会議後の記者会見で小林氏は7月2日に当時の安倍晋三首相に対して行ったオンライン医療の普及推進などの答申と比べ、「議論は何年も整理してきているが、アクションのフェイズが変わったのが大きな違いかなと思う。確実に動き出したという認識だ」と述べた。 左から高橋、小林、河野各氏 小林氏は、議長・座長会合の新設に関して、毎年6月に全体の会議で答申をまとめることは従来通りで、「個別のアイテムごとにスピード感を持ってやるという意味で議長・座長会合を行う 」と説明。関連する法改正は2021年通常国会への提出を目指し、省令、政令改正などは年内を目指したいとの意向を示した。会見に出席した河野太郎行政改革担当相は「政令省令でできるものは年内と言わず月内、週内でも早いに越したことはない。まあ『...