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自殺報道、医師の約7割が「配慮されていない」

レポート 2020年10月10日 (土)  佐藤真希(m3.com編集部)

芸能人の自殺とみられる死去が相次いだことに関し、田村憲久厚生労働相が「社会的影響力の大きい方について報道がされると、その影響がないとも限らない」と述べ、報道に配慮を求めた。この件を受けm3.com意識調査で自殺報道の在り方について尋ねたところ、「あまり配慮されていない」、「全く配慮されていない」をあわせ、およそ7割の医師が配慮されていないと回答した。 Q著名人の自殺とみられる死去に関し、現在の報道について、影響を考え配慮されていると思いますか? 「あまり配慮されていない」、「全く配慮されていない」をあわせ、およそ7割の医師が配慮されていないと回答した。また、医師以外では同じくあわせた回答が79.5%に上った。 Q著名人の死去について、その死因まで報道すべきとお考えですか。 開業医・勤務医・その他いずれも「遺族の意向を踏まえ報道すべき」の回答が最も多く、次いで「基本的には報道すべきではない」の回答結果となった。 Q著名人の自殺報道について、意見をお寄せください【任意】 ◆本人や家族への配慮に関し、報道の仕方について多くの意見が寄せられた。 明らかなSNSなどでの誹謗中傷などがあればその問...