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緊急事態宣言前、勤務医4割弱の外勤に影響◆Vol.6

医師調査 2020年10月18日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

Q: 2月の時点で外勤先(医局派遣、それ以外のアルバイトも含め全て)がありましたか。 Q:3月から緊急事態宣言発出(※)までの外勤先での勤務時間は、2月と比べて変化はありましたか(前問で、「あった」と回答した482人を対象)。 ※4月7日 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県 4月16日 全都道府県に拡大 「全てなくなった」と「減少」の合計は全体で38.4%で、かなりの医師の外勤が影響を受けていたことが分かる。「ほぼ同水準」で変化がなかった割合が高かったのは大学病院と公的病院。大学病院は「全てなくなった」が2.8%と最も少なく、全滅と減少を合わせた割合が32.9%で最少だったが、もともと外勤先を持っていた医師の割合は79.6%と突出して高いため、影響は小さくない。公的病院は「全てなくなった」は大学病院よりやや高い6.9%だったが、減少は計27.6%で最も少なかった。 緊急事態宣言下の4月16日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の基本的対処方針の中で位置付けられた13の「特定警戒都道府県」、段階的な宣言解除が行われる過程で5月14日に解除されず残った8都...