日本学術会議の任命見送り、医師の賛否分かれる
レポート
2020年10月17日 (土)
佐藤真希(m3.com編集部)
政府機関「日本学術会議」が推薦した新会員候補105人のうち、6人の任命を菅義偉首相が見送った件についてm3.com意識調査で尋ねたところ、医師、医師以外いずれも「妥当だ」と「妥当ではない」の回答数が拮抗し、賛否がわかれる結果となった。 Q今回推薦された候補6人を任命しなかった事について、どう思いますか。 開業医の35.2%、勤務医の42.4、医師以外の33.1%が「妥当だ」と回答した一方、「妥当ではない」の回答もそれぞれ37.2%、28.5%、26.3%あり、賛否がわかれる結果となった。 Q日本学術会議には、医療の世界に関係する委員会等もありますが、その活動は医療界にとって必要だと思いますか。 選択肢それぞれに回答が分散し、日本学術会議が医療界にとって必要かどうかについても意見がわかれる結果となった。 Q日本学術会議や今回の問題について、お考えをお寄せください。【任意】 ◆任命見送りについて、賛否両方の立場から多くの意見が寄せられた 明らかな理由の説明なしに任命を承諾しないのは政府に同調する人材を登用するという意図の表れと思う。【勤務医】 任命しなかった理由を言えと言われても、外交や安...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。