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成長戦略会議が初会合、今年末に「中間とりまとめ」

レポート 2020年10月16日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

政府の成長戦略会議(議長:加藤勝信内閣官房長官)は10月16日、初会合を開き、菅義偉首相は「経済財政諮問会議において、経済財政運営と改革の基本的な方針を議論し、その方針の下で、この成長戦略会議において、我が国の経済の持続的な成長に向けて、制度改正など成長戦略のための改革の具体策をご議論いただきたいと思う」とあいさつした。ウィズコロナ、ポストコロナ時代の事業の再構築、生産性の向上などについて議論を進め、今年末に「中間とりまとめ」を行い、2021年6月に成長戦略を策定するスケジュールを予定している。 菅政権は、未来投資会議を廃止し、その後継として成長戦略会議を新設。成長戦略会議は構成員3人(加藤官房長官、西村康稔経済再生担当相、梶山弘志経済産業相)と、有識者8人で構成する。菅首相が議長を務める経済財政諮問会議で経済財政運営と改革の基本的方針を提示し、成長戦略会議でその具体化について協議するなど、相互に連携を図りながら進める。 成長戦略会議後に会見する西村康稔経済再生担当相。 非公開で行われた会議後に会見した西村担当相は、「成長戦略に関する今後の進め方や論点について、有識者から自由に意見をい...