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医師の4割「研修医教育に支障」新型コロナで◆vol.1

レポート 2020年10月20日 (火)  星野桃代(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、多くの研修医が制約の多い環境での研修を余儀なくされている。m3.com意識調査で、COVID-19の影響で研修医の教育に「支障が出ている」と答えたのは勤務医の41.8%にのぼり、「支障は出ていない」と答えた21.4%の2倍弱に達した。研修医の成長スピードについてCOVID-19の影響で例年より「遅くなっている」と回答したのは医師全体の24.3%で、「遅くなっていない」と答えた14.3%より10ポイント高かった。 Q. COVID-19の流行で、研修医の教育に支障が出ていると感じますか。 勤務医に比べて研修医と接する機会の少ない開業医でも、27.6%が「支障が出ている」と感じている。 ※その他は歯科医師、看護師、薬剤師、その他医療従事者の合計。 Q. 研修医の成長スピードが、COVID-19の影響で例年より遅くなっていると感じますか。 勤務医の25.7%が「遅くなった」と回答し、「遅くなっていない」の16.1%に9.6ポイント差をつけた。開業医でも18.4%が「遅くなった」と回答した。 Q. 研修医が例年より実施できていない、数が減...