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オンライン診療「後ろ向きの人集めても」河野大臣

レポート 2020年10月21日 (水)  岩崎雅子(m3.com編集部)

政府の規制改革推進会議医療・介護ワーキング・グループ(座長:大石佳能子・メディヴァ代表取締役社長)は10月21日、第2回会合を開き、オンライン診療・オンライン服薬指導の普及促進と、医薬品提供方法の柔軟化・多様化について議論した。非公開で行われた会議後に、内閣府の担当者が内容を説明した(資料は、内閣府ホームページ)。 行政改革担当、内閣府特命担当大臣(規制改革等)の河野太郎氏は、現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を踏まえて時限的・特例的にオンライン初診が解禁されていることなどを受け、「今も特例措置があり、後退しないようにしっかりと継続するべき。スピード感を持って進める必要がある」と、10月8日の「3大臣合意」に基づき発言した。 「3大臣合意」は、河野氏と田村憲久厚生労働相、平井卓也デジタル担当相が閣僚会議で、「安全性、信頼性をベースに、初診も含めオンライン診療は原則解禁する」、「オンライン診療は、電話ではなく映像があることを原則とする」と確認したもの(厚労省のホームページを参照)。 オンライン診療9割が「安心して受診できた」 会議では、オンライン診療サービス「クロン」などを...