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初診オンライン、「かかりつけ医基軸」 も開業医賛成25%に留まる

レポート 2020年10月31日 (土)  佐藤真希(m3.com編集部)

現在は時限的、特例的に認められている初診のオンライン診療が「電話ではなく、スマートフォンなど映像を原則に」等の条件で恒久化を検討することになった。一方で、日本医師会が、かかりつけ医を活用して、安全性と信頼性を担保すべきと提言した。m3.com意識調査で初診オンライン診療について尋ねたところ、映像原則、かかりつけ医基軸などの具体的な方針について、賛否が分かれる結果となった。 Q「電話ではなく、映像を原則に」という方針についてどう思いますか。 開業医の33.2%が賛成、29.0%が反対と回答した一方、勤務医では約15ポイント多い48.3%が賛成、約11ポイント少ない17.6%が反対と回答し、開業医と勤務医で差が出る結果となった。薬剤師や看護師などその他では6割が賛成と回答した。 Q初診オンライン診療は「かかりつけ医」を基軸として検討する方針についてどう思いますか。 勤務医では「賛成」の回答が40.4%で最も多かった一方、開業医では「そもそも初診オンライン診療に反対」の回答が40.9%と最も多く、こちらの設問に関しても開業医・勤務医で回答が分かれる結果となった。 Qその他、初診オンライン診療...