初期研修医の8割弱、COVID-19疑似症・陽性者に対応◆Vol.1
医師調査
2020年11月4日 (水)
星野桃代(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や緊急事態宣言による影響を大きく受けたのは、病院や診療所の経営者、前線で働くベテラン・中堅医師のみならず、彼らを見て学び成長する研修医も同様だ。 m3.com編集部が初期・後期研修医を対象に、COVID-19により受けた影響を調査したところ、初期研修医237人(1年目94人、2年目143人)、後期研修医152人(1年目45人、2年目20人、3年目21人、4年目以降66人)から回答を得た。何らかの形でCOVID-19疑似症患者・陽性者の対応をしたと答えたのは、初期研修医で76.8%、後期研修医で65.8%に上った。 Q. 先生ご自身で、COVID-19疑似症患者・陽性者の対応をしましたか。 COVID-19疑似症患者・陽性者の対応をしたのは初期研修医では76.8%、後期研修医で65.8%だった。「希望して対応した」と答えたのは後期研修医では5.3%にとどまったのに対し、初期研修医では15.6%に上り、10.3ポイントの差が見られた。 Q. COVID-19疑似症患者・陽性者に対し、以下のいずれの行為をしましたか(同行、補助も含む)。 ...
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