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5つの新型コロナ対応事例を基に議論、地域医療構想WG

レポート 2020年11月6日 (金)  高橋直純(m3.com編集部)

厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」(座長:尾形裕也・九州大学名誉教授)の第28回会議が11月5日に開催され、前回に続き「新型コロナウイルス感染症を踏まえた地域医療構想の考え方」に関する議論を行った(資料は、厚労省のホームページ)。 厚労省が前回までに示した論点は以下の3点。 1.感染拡大時の受入体制確保についてどのように考えるか 2.公立・公的医療機関等に対する「具体的対応方針の再検証」などの取組にどのような影響があるか 3.今後の人口構造の変化を踏まえ、どのような工程で議論・取組を進めていくか この日は4人の参考人、および構成員の岡留健一郎氏が自院での新型コロナウイルス感染症対応について説明した。 松岡参考人提出資料(北海道:苫小牧市立病院) 大谷参考人提出資料(島根県:雲南市立病院) 若林参考人提出資料(東京都:東京医科歯科大学) 大澤参考人提出資料(東京都:平成立石病院) 岡留構成員提出資料(福岡県:済生会福岡総合病院) 日本医療法人協会会長代行の伊藤伸一氏は「新型コロナ患者を受け入れたことで、一般医療や救急を制限したと思うが、地域でどのように対応したのか」と...