1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「教授を目指す」が一番自然な目標に?-志賀隆・国際医療福祉大学医学部救急医学教室教授◆Vol.3

「教授を目指す」が一番自然な目標に?-志賀隆・国際医療福祉大学医学部救急医学教室教授◆Vol.3

スペシャル企画 2020年11月29日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

中山:ちょっと変わった角度から先生にお話をさせてください。僕は医局にも入らず、日本でのみ外科医をやってきた14年目の医師です。専門医などは大体全部取りました。手術は最先端の手術も含めてだいたいできるようなりましたが、今後の自分の医者としてのキャリアをどうしたらいいのかなと悩んでいます。現在は地方の私立病院で一般外科をやっており、臨床研究も活発にできるようになってきました。いろいろ考え出すと、志賀先生のように教授を目指すというのは一つの道なのかなと。 志賀:祐次郎先生の追っ掛け(笑)をしていると、最近の祐次郎先生は目指すようになったのかなと思っていました。 中山:追っ掛けって(笑)。医局にも入っていないので、全然考えていなかったのですけど、でも、科研費(文科省)も取りましたし、医者として研究も臨床も発信もmaxに頑張るのであれば、「教授を目指す」というのが一番自然な目標である気がしています。もちろんなれるかどうかは別問題ですが、目指すかどうかは選択できますから。 志賀:最近は情報発信と研究を両方やるにようになってきたので、そうなると実は両方が融合してうまくできるのは、大学教授なのだと思い...