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ニコチン依存症治療アプリを保険適用、2540点

レポート 2020年11月11日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は11月11日、ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙の治療補助に用いる「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリおよびCOチェッカー」(株式会社CureApp)の保険適用を承認した。ニコチン依存症管理料を算定する患者に同アプリとCOチェッカーを使用した場合に、「在宅振戦等刺激装置治療指導管理料」の導入期加算を1回のみ140点、総合的な指導および治療管理を行った場合に疼痛等管理用送信器加算600点4回分で2400点を準用して算定可能とする。12月1日から適用される予定(資料は厚生労働省のホームページ)。 CureApp SCの画面。COチェッカーで測定した数値が表示される。 同アプリは薬事承認済みで、患者アプリ、COチェッカー、医師アプリで構成される。アプリ自体は既にダウンロード可能だが、医師が診察の上でコードを処方し、患者がそれをアプリに入力すると使用できるようになる。患者自身がCOチェッカーで呼気を測定すると、データはbluetoothで患者のスマートフォンにインストールされたアプリに送られ、その他に患者が入力した喫煙状況や健康...