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緊急事態宣言解除から半年「内科医疲弊で各病棟から応援」「精神科門前薬局で患者増加」

レポート 2020年11月21日 (土)  佐藤真希(m3.com編集部)

緊急事態宣言解除から約半年(※)、m3.com会員に今後の規制方針などについて尋ねたところ、医師・医師以外いずれも「今のまま継続すべき」が約半数で最も多い結果となった。現状については「内科の医師がCOVID-19患者対応で疲弊してしまい、各科からコロナ病棟への応援が11月より始まった」「精神科門前薬局につき患者増加に対応しきれない状況にある」といった意見が寄せられた。 ※5月14日に北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫の8つの都道府県を除く39県、5月21日に大阪・京都・兵庫の3府県、5月25日に首都圏1都3県と北海道でそれぞれ解除。 Q緊急事態宣言が解除されてから間もなく半年となりますが、現在の感染状況から、様々な制限をより厳しくするべきだと思いますか、緩和すべきだと思いますか。 開業医の44.4%、勤務医の48.5%が「今のまま継続すべき」と回答、次いで「厳しくすべき」、「緩和すべき」の順位となった。医師以外も同じ回答順となった。 Qご自身の勤務先・経営している医療機関がある都道府県は、新型コロナ感染症に関する診療や検査の体制は十分整っていると思いますか 。 「十分整...