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オンライン学会で参加者増、会員からも好意的な声◆Vol.2

レポート 2020年11月17日 (火)  星野桃代(m3.com編集部)

Vol.1はこちら⇒オンライン学会、オンデマンド配信で利便性向上 メリット大、一方で人間関係構築に難 多くの学会が、出張が不要で自宅や勤務先から気軽に参加できることをメリットとして挙げ、「参加者からは今後もオンライン開催やハイブリッド開催を望む好意的な声が多数集まった」と回答した。 一方、参加者同士が年に一度顔を合わせる機会が失われるため、情報交換や新たな人間関係の構築が難しいことが最大のデメリットとして挙がった。また、ライブ配信でのディスカッションや質疑など、インタラクティブなコミュニケーションに改善の余地があるとする意見も相次いだ。他には、演者の通信環境によりトラブルが発生し得る点、協賛企業にとっては展示や情報収集が難しいなどの指摘もあった。 オンラインにより希薄になりがちな参加者同士のコミュニケーションを補う試みとして、整形外科学会はeスポーツ大会を開催。例年、学術集会中にスポーツ大会を実施しており、学習だけでなくスポーツ大会も楽しみの一つとしている参加者も多いことを受けての代替案だという。サッカーゲームソフト「ウイニングイレブン」を利用した。 また、運営事務局側の苦労としては、...