新型コロナ、ワクチン接種希望69.2％、60代は78.0％

日本感染症学会と日本環境感染学会による感染症予防連携プロジェクト『FUSEGU 2020』は11月18日、10月に一般国民1000人を対象に実施した感染症に関するアンケートの集計結果を発表した。感染症予防としてマスクを使用している割合は87.4％と、3月の調査（59.3％）から大幅に上がった。一方、食事の際に話をしないことを「大切」と回答したのは41.8％にとどまり、飲食時の対策が不十分であることをうかがわせる結果となった。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種については69.2％が希望しており、特に60歳代では78.0％に上った。 調査は10月9日から12日にかけてWebで実施。対象は、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の住民計1000人で、20歳代から60歳代までの年代ごとに男女100人ずつの回答を得た。 感染症予防のために行っていること（複数回答）としては、手洗いが87.7％（3月調査時83.8％）、マスクの使用が87.4％、手の消毒が65.9％（同31.9％）、うがいが56.0％（同58.8％）、人混みの回避が55.3％（同31.6％）に上った。マスクの使用...