診療・検査医療機関の57.2％が「補助金不十分」◆Vol.1

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）とインフルエンザの同時流行が懸念される中、各都道府県の体制整備を医師はどのように受け止めているのか。m3.com編集部は11月13日から11月18日までの間、m3,com医師会員に対して、都道府県の体制整備について調査を実施、2921人から回答を得た。「診療・検査医療機関」の指定を受けた診療所で働く医師に支援について尋ねると、57.2％が、「補助金が不十分」と回答した。指定を受けなかった理由の最多は「通常診療への影響」で60.7％だった。 ※都道府県ごとの詳細記事は後日掲載します。 Q: 勤務先の医療機関は「診療・検査医療機関」の指定を受けましたか【診療所医師対象】。 診療所勤務の医師に勤務先の医療機関が「診療・検査医療機関」指定を受けたかを尋ねると、全体で56.8％が「受けない」と回答した。都道府県別で見ると「受けない」の回答率が高かったのは、奈良県（81.8％）、和歌山県（78.6％）、高知県（75.0％）、岩手県（72.7％）、大阪府（72.0％）、北海道（70.5％）だった。 Q:「診療・検査医療機関」への支援は十分だと感じますか。 ...