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医療事故調スタートから5年、権限強化について医師・医師以外で意見分かれる

レポート 2020年12月10日 (木)  佐藤真希(m3.com編集部)

2015年10月に医療事故調査制度がスタートして約5年。医療事故調査・支援センターの権限を強化すべきかどうかをm3.com会員に訪ねたところ、開業医・勤務医ともに「権限は変える必要ない」という回答が最多だったのに対し、医師以外では「権限を強化すべき」の回答が40.2%を占めて最多となり、医師・医師以外で回答が分かれる結果となった。また、「医療事故調査制度が広く全国の病院を対象にしていることを知らなかった」「院内でご法度といった雰囲気がまだある」といった声や、制度の在り方に対する様々な意見なども寄せられた。 Q遺族などから医療事故調査・支援センターの権限強化を求める声が上がっています。 医療事故調査・支援センターの権限を強化すべきだと思いますか。 医師は開業医・勤務医ともに「権限は変える必要ない」という回答が最も多かったのに対し、医師以外は「権限を強めるべき」という回答が最多となった。「権限を弱めるべき」という回答はいずれも少数派となった。 Qご自身の勤務する・もしくは経営する医療機関で、報告対象となる予期せぬ死亡があった際、滞りなく機構に報告していますか(事故がそもそも起きていない場合...