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救急クリニック、コロナ禍で患者数や患者単価が過去最大

オピニオン 2020年12月26日 (土)  木川英(川越救急クリニック副院長)

例年通りとはいかない冬に入りました。 11月はまさに「混乱の1カ月だった」の一言ではないでしょうか。 Go To キャンペーンが始まった9月の4連休を乗り越え、しばらくは新型コロナウイルス感染者がそこまで増えませんでした。そこで、例年通りにしようと思っていたら11月に入って爆発的に新型コロナウイルス感染者が増えてきて、後手後手で対応している間に、「重症者」が増加して、医療が逼迫しているとされる始末…。 マスコミも、新型コロナウイルス感染症関連の情報であふれさせてきましたね。朝のニュースから情報番組、ワイドショーなど再び活発になってきました。ほとんどが既存の情報で、春の頃の情報の再放送みたいな感じなのですが。国民の関心をあおるのはいいのですが、さすがに同じ情報では扇動されないのは情報発信側も分かった方がいい感じがします。 COVID-19「2類相当措置」の是非検討へ、分科会 せっかく一時期、陽性者が激減した時にもかかわらず、第三類相当や第五類相当に変更することもなく、のうのうと指定感染症のままにしていたので、当面はこのままでしょう。 指定感染症のままだから、保健所や医療機関の負担が増えて...