「医療崩壊はコロナ以外の病棟から」「月給50万円も優遇ではない」◆Vol.2

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大で、各地で看護師不足が懸念される中、自身の勤務先・経営している医療機関でのコロナ対応を理由とした看護師の離職についてm3.com会員に尋ねたところ、開業医の約11%、勤務医の約20%が「ある」と回答した。また、看護師からは厳しい現状等について、多数の意見が寄せられた。 調査結果はこちら⇒『コロナ対応を理由とした看護師の離職、 勤務医の2割が「ある」◆Vol.1』 Q新型コロナに関係する看護師不足について、ご意見をお寄せください。 ◆看護師から、厳しい現状や制度に対する意見など多数の声が寄せられた 対応が追いついていない。知識や情報の共有など、日々変わる対応に戸惑いがある。スタッフが罹患したり、家族が濃厚接触者だと風評被害にあったりする。休憩も満足にとれない中、患者やその家族からの心ない言葉に傷つけられたりもする。報われない思いと疲弊で辞めていくスタッフ。その穴を埋めるようにシフトが入れられて行く現実。社会では潜在看護師の復帰と言うが、復帰しては、また心折れて辞めていく。2度目の復帰は恐怖に変わる。労いの言葉もあるが、僅かだ。看護する側も...