1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「発熱難民を出さない」、年末年始も平常運転目指す-柵木充明・愛知県医師会会長に聞く◆Vol.1

「発熱難民を出さない」、年末年始も平常運転目指す-柵木充明・愛知県医師会会長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2020年12月21日 (月)  大西裕康(m3.com編集部)

【柵木充明・愛知県医師会会長に聞く】 Vol.1 「発熱難民を出さない」、年末年始も平常運転目指す Vol.2 医療提供体制も代替性確保が必要 今年秋、厚生労働省はインフルエンザ流行期を見据えた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、インフルとCOVID-19の両方に対応する「診療・検査医療機関」と電話相談窓口「受診・相談センター」をそれぞれ設け、「発熱等の症状」を診療する体制を作るよう各都道府県に要請した。愛知県では、1979年から県医師会が受託業務として運営している電話相談窓口「県救急医療情報センター」が、「受診・相談センター」の業務も実施。約40年間、24時間365日体制で地域を支えてきたノウハウなどを生かして、県民と医療機関双方から発熱に関する相談に応じている。愛知県医師会会長の柵木充明氏に、愛知独自の取り組みなど、COVID-19対策についてお話を伺った(2020年12月15日にインタビュー。全2回の連載)。 ――県医師会が運営する救急医療の電話相談窓口が、COVID-19対策として設ける電話相談窓口「受診・相談センター」の業務を担うのは、全国でも珍しい...