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専門医の更新「e-ラーニングとe-テスト」で質担保、2026年度から

レポート 2020年12月21日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構理事長の寺本民生氏は12月21日の定例記者会見で、2021年度に同機構認定の専門医が新たに誕生、その5年後の2026年度の更新時期を見据え、専門医の更新には、e-ラーニングとe-テストを課し、専門医の質の担保を目指すと説明した。 同記者会見では、2021年度専門研修の採用状況も説明した。1次登録・応募(11月4日から11月16日)において、8908人が応募。うち8742人が研修希望先を登録。11月30日に採用が決定したのは8417人。内訳は、プログラム制8311人、カリキュラム制106人。通常枠7988人、連携枠327人、地域枠(地域枠で医学部入学し、研修先の地域に制限あり)71人、精神保健指定医枠5人、臨床研究医枠26人。2次登録・応募(12月1日から12月14日)には、690人が応募、現在面接・採用検討期間中であり、12月25日に採用が決定する。 オンラインで記者会見する日本専門医機構理事長の寺本民生氏。 各基本領域学会と話し合いを進める 2018年度からスタートした新専門医制度の研修期間は3年が多い。2021年3月に研修修了となり、専門医の認定が、2021年の夏の後...