年末年始に帰省予定の医師、前年の半数に

年の瀬が迫る中、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大は全国で止まらず、医療提供体制の確保に苦心する地域も出てきている。m3.com意識調査で年末年始の帰省について尋ねたところ、この年末年始に「帰省する」と答えたのは医師の21.5％にとどまり、前年に比べると約半数に減少していた。 Q. この年末年始に帰省する予定はありますか。 医師の55.8％が「帰省しない」と回答。看護師、薬剤師、その他の医療従事者においても「帰省しない」と答えたのは半数以上に上った。 Q. 前年の年末年始は帰省しましたか。 前年の年末年始に「帰省した」と答えたのは医師の45.3％に上った。この年末年始に「帰省する」と答えたのは21.5％だったため、昨年と比べ半減している。 Q. 年末年始の帰省について、勤務先機関はどのような方針を示していますか。 医師の6割超が「帰省に関する制限はなし」と回答。「原則的に帰省は不可」は13.5％、「都道府県をまたぐ帰省は不可（同一県内のみ可）」は16.7％だった。 Q. COVID-19患者受け入れのため、 勤務先機関から年末年始の自宅待機を要請されていますか。 開...