医師が選んだ2020年十大ニュース、1位は「武漢で肺炎患者相次ぐ」◆Vol.1

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によるパンデミックに見舞われた激動の2020年も残すところあとわずか。m3.com編集部は毎年恒例の年末アンケートを例年の1000人から3000人に拡大して実施し、印象に残ったニュースや人物を振り返っていただいた（アンケートは2020年12月18日～12月22日に実施、開業医561人、勤務医2464人の合計3025人が回答）。　印象に残る出来事を10項目まで選んでもらう「2020年十大ニュース」は予想通り、COVID-19関連のニュースが上位を独占。1位は「中国･武漢を中心に肺炎患者相次ぎ、中国当局がウイルス検出を公表」（1月）、2位は「クルーズ船ダイヤモンド･プリンセス号が横浜に入港、感染者が相次ぐ」（2月）、3位は「東京五輪・パラリンピックの延期決定」（3月）で、未知の感染症が中国・武漢から世界中に広がっていった初期段階の話題が特に大きなインパクトを残したようだ。　COVID-19対応に追われ持病が再発した安倍前首相の辞任を含めると、10位まで全てCOVID-19関連となった。 （※クリックで拡大） 1位：中国･武漢を中心に肺炎...