1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 都モニタリング会議「今が瀬戸際」新規陽性者888人

都モニタリング会議「今が瀬戸際」新規陽性者888人

レポート 2020年12月24日 (木)  星野桃代(m3.com編集部)

東京都は12月24日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議を開き、感染状況と医療提供体制ともに4段階中の最高警戒レベル(赤色)に据え置いた。国立国際医療研究センター国際感染症センター長の大曲貴夫氏は「新規陽性者が爆発的に増加する前に、最大限の感染拡大防止策を直ちに実行し、新規陽性者数の増加を徹底的に防御しなければならない。今が瀬戸際だ」と警鐘を鳴らした(資料は都のホームページ)。同日、都の新規陽性者数は過去最多の888人となった。 12月24日東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料より ※クリックで拡大 12月15日から12月21日までの1週間の感染状況を大曲氏が報告。新規陽性者の7日間平均が急速に増加し、前週の512.3人から100人以上増の616.7人となった。1週間の新規陽性者は計4100人を超え、2週連続で最大値を更新した。 12月24日東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料より ※クリックで拡大 新規陽性者のうち接触歴不明者数も過去最多を更新し、7日間平均は前週の292.3人から363.1人に増加。新規陽性者数の増加に伴い、積極的疫学調査による接触...