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医師65.1%が「新型コロナで医療逼迫感じる」

レポート 2020年12月30日 (水)  星野桃代(m3.com編集部)

年の瀬が近づく中、全国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が止まらず、医療提供体制の逼迫が懸念されている。m3.com意識調査で地域医療 の逼迫を感じているか尋ねたところ、医師の65.1%が「感じている」と回答した。 Q. COVID-19感染者増加による地域医療の逼迫を感じていますか。 開業医の66.5%、勤務医の64.8%が「感じている」と回答した。看護師、その他の医療従事者では「感じている」と答えたのは7割を超えた。 Q. ご自身で見聞きした、COVID-19感染者増加による地域医療の逼迫事例を教えてください。 ◆救急や外来に影響 ・救急患者が増加した(当院は、救急患者は例年ほとんどいない)。【開業医】 ・近隣の中核病院が緊急性の低い診療科の診療制限を始めています。逼迫しているというよりは、医療崩壊が始まっていると考えています。【開業医】 ・市内の2次病院が複数外来閉鎖になり、輪番の当番が回せず、3次機関である大学病院に軽症を含めた多くの救急搬送がされている状態。大学病院ではCOVID-19重症者も診ており、スタッフの疲弊が憂慮される。【勤務医】 ・広域救急で...