1都3県、「緊急事態行動」を発表

1都3県の知事は1月4日夜、テレビ会議を開き、政府が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策の緊急事態宣言の発出を検討する中、それに先んじて人流を抑えるための「緊急事態行動」を発表した。酒類の提供の有無を問わず飲食店の午後8時までの営業時間短縮、午後8時以降の不要不急の外出自粛の要請など、4項目から成る。 「緊急事態行動」は、▽酒類を提供する飲食店に対しては1月8日から、酒類の提供の有無にかかわらず飲食店全般に対しては1月12日から、午後8時までの営業時間短縮（1月31日まで）、▽都民、県民に対して、1月8日から午後8時以降の不要不急の外出自粛（1月31日まで）、▽事業者に対してテレワークの徹底、時差出勤、職場・寮での感染対策などの徹底、▽イベント開催要件の厳格化、全てのイルミネーションの早めの消灯――をそれぞれ要請する内容だ。テレワークの実施率の目標など詳細は各都県で決める。政府が緊急事態宣言を発出した場合には、基本的対処方針に基づいた変更はあり得る。 テレビ会議の出席者は、大野元裕・埼玉県知事、森田健作・千葉県知事、小池百合子・東京都知事、黒岩祐治・神奈川県知事。小池知事が...