都、飲食店制限で「集中して感染拡大食い止め」

東京都の小池百合子知事は1月7日夜、政府が1月8日から2月7日にかけて1都3県を対象に特別措置法 に基づく緊急事態宣言を発出したことを受けて記者会見を開き、「（緊急事態宣言の）一番の目的は人の流れを止めることだ。この1カ月に集中して感染拡大を食い止める」と狙いを訴えた（『菅首相、新型コロナで2回目の緊急事態宣言を発出』参照）。緊急事態宣言と同期間に都内全域で「東京都緊急事態措置」を取ると決定し、都民への不要不急の外出自粛と、事業者への時短営業やイベントの開催制限を呼び掛けた。また、7日の新規陽性者数は2447人、重症者数は121人と、ともに過去最多を記録したことについて「状況は危機的、極めて深刻」と述べ、都立・公社病院で現在確保しているコロナ対応病床1100床を1700床まで増やすよう要請したと明らかにした （会見動画は都のホームページ）。 （2021年1月7日東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議資料より） ※クリックで拡大 都民への外出自粛については、不要不急の外出や午後8時 以降の外出、都県境をまたぐ移動の自粛を要請。 買い物や通院など必要な外出も、短時間で済ませるよう呼びか...