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関西の3府県知事、緊急事態宣言の発出検討を要請

レポート 2021年1月9日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

大阪、京都、兵庫の3府県の知事は1月9日、西村康稔経済再生担当相とオンラインで会談し、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言の発出を検討するよう、共同で要請した。3府県とも1月8日に開催した各府県の対策本部会議で発出要請を決定していた(『大阪、京都、兵庫、「緊急事態宣言の発出要請」を決定』を参照)。 要請を受け取った西村担当相は、会談後の会見で「関西の感染状況については今日、強い要請もいただき、危機感を共有した。分析を専門家に急いでもらい、我々もしっかりとモニタリングをしながら判断をしていきたい」と説明。来週末くらいにかけて、関西圏の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今年に入ってからの感染拡大の原因を分析する必要があるというのが政府の考え。ただし、それまでの間に感染が急増するなど状況が変化すれば、その時点で協議をする。西村担当相は、緊急事態宣言の対象区域以外でも、対象区域と同様の措置を取ることが可能なことを説明しており、3府県とも週明けに検討する方針。 緊急事態宣言は1都3県を対象に1月8日から発出されたが、8日の感染者数は大阪654人、京都147人、兵庫297人と...