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医師の“医療崩壊”への危機意識、最高は「東京都」「宮崎県」- 新型コロナ都道府県対応緊急調査◆Vol.1

医師調査 2021年1月14日 (木)  高橋直純、岩崎雅子(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、1月13日までに11都府県で緊急事態宣言が発出される事態になった。現場の医師は勤務先医療機関がある都道府県で“医療崩壊”が起こるかについてどのような危機意識を持っているか――。m3.com編集部は1月8日から1月13日までの間、m3.com医師会員に対して、勤務先医療機関がある都道府県が“医療崩壊”の危機にあるか、知事の対応の是非について緊急調査を実施、4006人の回答を得た。 ※近日中に都道府県知事に対する評価、都道府県ごとの詳細記事を公開します。 Q: 現時点で、ご自身の勤務先がある都道府県で“医療崩壊”の危機を感じていますか。COVID-19以前の平時の状態を1、“医療崩壊”を5としたときに、5段階でお答えください。 調査時点(1月8~13日)の勤務先医療機関がある都道府県が、どれくらい“医療崩壊”に近いかを平時の状況を「1」、医療崩壊を「5」として、5段階で尋ねた。加重平均をすると、最も高い値となったのは宮崎県と東京都の3.79だった。上位には緊急事態宣言の対象区域が並ぶほか、滋賀県(3.71)、長崎県(3.66)な...