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大きな穴を埋める-若尾文彦・国立がん研究センターがん対策情報センター長◆Vol.4

落ち続ける人を指をくわえて見ているわけにはいかない

2021年1月24日 中山祐次郎(外科医)


「村の大きな広場にひとつ、大きな穴が開いている。誰もが気づいている、大きな穴だ。埋めればみんなが落っこちないですむので、とても助かる。でも、誰も埋め方を知らないし、埋めるための土のありかも知らない」これが、がん情報サービスの若尾先生との対談で感じたものだ。大きな穴は、無論、この日本におけるがん情報の欠損だ。この国では、医療の素人が、正しいがん情報を掴むことが容易ではない。それに医者も気づいている。もちろん患者さんは外来診察室で、初めて「あなたはがんに罹っています」と言われ、それに続いてどこにどん...

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