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初の「共通テスト」で医学部志願者は増加、2021年度入試

レポート 2021年1月22日 (金)  星野桃代、小川洋輔(m3.com編集部)

駿台予備学校とベネッセコーポレーションは1月20日、大学入試センター試験に代わって2021年度入試から始まった「大学入学共通テスト」(1月16、17日実施)の自己採点に関する集計「データネット2021」(40万8238人分を集計、共通テスト出願者数の76.3%)や大学別の判定基準の偏差値順位、倍率などを公表した。国公立大学医学部医学科系を第一志望とした人は2020年度から3.6%増加するなど、医学部人気は復調の兆しが見えた。国公立大(前期)のB判定基準の偏差値順位は、1位東京大、2位京都大、3位大阪大となり、例年と変化はない。 受験生はこれらの結果などを参考に最終的な出願大学を決め、国立大学には2月5日までに出願する。国公立大入試の2次試験は2月25日から前期日程、3月12日から後期日程が行われる。 大学入学共通テストは、2020年度入試まで約30年にわたり実施されてきた「大学入試センター試験」の後継にあたる試験で、2021年度が初の実施。 前期日程で、国公立大学医学部医学科系を第一志望としたのは1万3408人となり、志願者が減少していた2020年度(1万2936人)から3.6%増加し...