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「ヘルスケアICT立県」目指す、花角新潟県知事

レポート 2021年1月22日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

新潟県は1月22日、にいがたヘルスケアICTフォーラム「新潟がリードするこれからのヘルスケアICT」を開催し、同県の花角英世知事と、慶應義塾大学医学部教授で、新潟県福祉保健部健康情報管理監も務める宮田裕章氏、ハイズ株式会社代表取締役社長で慶應義塾大学特任教授の裴英洙氏の3氏が鼎談した。花角知事は、医師不足や少子高齢化、さらにはへき地・離島も抱える同県にあって、ICTを活用して解決を図り、ひいては地域経済の活性化につなげると語り、「ヘルスケアICT立県」を目指すと意気込みを見せた。 新潟県では、2019年3月に「にいがた新世代ヘルスケア情報基盤」構想を公表、健康・医療・介護分野のデータの一体的な活用に向けた情報基盤整備を進めている。2020年10月には、県のイノベーション創出支援事業として「ヘルスケアICT立県」実現プロジェクト(BSNアイネットほか、3社の事業)を採択、ICTを活用した医療改革が進行中だ。フォーラムは同プロジェクトのキックオフの位置付け。 花角知事は、行政と企業、医療者など関係者が一体となってICTを活用した医療改革を進めていることが新潟県の特徴であると説明。裴氏は、イ...